かかとに刺激が入ると???
外出を自粛する“家ごもり”生活が長引くなかで、運動不足を懸念する声が高まっています。
筋肉や骨が衰えるスピードは想像以上に早いと警鐘を鳴らすのは、骨粗鬆症学会認定医><
骨がもろく、弱くなる骨粗鬆症は、食事量や運動量が減る高齢者の疾患というイメージがあるかもしれません。しかし、家にこもりがちで運動量が減った場合、たった1~2週間でも筋肉や骨の衰えにつながることがあるといいます。
一般的に女性の場合、骨密度がピークになる年齢は20~44歳くらいまで。
男性はおおむね50歳くらいまでと言われており、それまでにどれだけ骨貯金をできるかが、その先の骨の健康を左右すると考えられています。
それまでせっかく骨貯金をしていたとしても、生活スタイルが変わることで一気に下がってしまい、それを元に戻すには何倍も時間がかかります
とくに女性の場合、閉経前後からは骨密度が低下しやすく、トレーニングをしなければ下がる一方とのこと。“家ごもり”中のいまこそ、身体を支える骨を地道に鍛える必要があるようです。
丈夫な骨づくりには
「かかと落とし」が有効
丈夫な骨をつくるポイントは2つ。骨は重力の負荷がかかることと、振動を与えてあげることで、より強くなるといいます。ABCLABではパワープレートがその役割です
「骨の健康に一番いいのはジャンプすること。体力に自信のない人や高齢者でも家の中で簡単にできるのが、『かかと落とし』と呼ばれる運動
かかと落としの方法は、姿勢をよくして真上に伸び上がるようにつま先立ちになり、かかとを床に落とすだけ。最初は静かにおろし徐々にストンと落としていきます
ポイントは、ひざを伸ばしたとき、かかとから頭まで一直線にすること。目標回数は、10回を1セットとして朝昼晩に行うとよいでしょう。
くれぐれも無理せず楽しくやってください(^^)