夏の塩分摂りすぎ注意⚠️
連日、暑くて高湿度なうえに、マスク着用。
心配なのは熱中症です?☀️
熱中症予防=塩分補給という認識の方が多いと思います。
テレビなどで「水分と塩分の補給をしっかりしましょう」と注意喚起することが多く、そのため塩分補給飲料やあめなどを常用する方が増えているようです?
ですが、日頃から食事で塩分摂取をしっかりしている中で、さらに意識しての塩分補給が必要でしょうか?
暑くなって多量の汗をかくと、体から塩分やミネラルが失われてしまうのは事実ですが、これはあくまでもスポーツや野外活動など暑い環境で汗をかいた場合の話です?⛰?♂️
汗に含まれる塩分量はおおよそ0.3%ですので、1ℓの汗をかいた場合、約3gの塩分が失われることになります。
しかし、そこまで多量の汗をかくことは、通常の生活ではないですよね?
また、通常は食事で十分以上の塩分が摂れているため、体の塩分が足りなくなることは基本的にはないでしょう。
人体に必要な塩分量は1日あたり、1~1.5g程度とされています☝️
それに対して、一般的な日本人は、一日の塩分摂取量は10g以上であることが多く、日頃から必要量を大幅に超えた塩分摂取をしていることになります?
暑いからといってさらに塩分補給をすれば塩分過多となり、高血圧の悪化につながります。
したがって高血圧症の方の場合は、暑い時期であっても塩分制限が基本になります?♀️
d暑い環境で多量に汗をかくと塩分以外のさまざまなミネラルも失われてしまいます。できればそういった暑い環境は避け、涼しい場所で休憩を取るなどし、運動をする場合は、
水分補給はどんな場合にも重要です。暑い日はもちろんのこと、普段からしっかりと水分補給を行うように心がけましょう??