腰痛
運動不足や座位時間の長さ、精神的なストレス、加齢による筋力の低下など、腰痛には現代人の生活習慣が大きく関わっています
こうした日常的な動作や姿勢の継続が体に悪影響を及ぼし、腰に痛みを招くきっかけになります。
「腰痛を招く主な原因は2つあると考えられます。まずひとつが、コアマッスルの弱化です。運動をしてないと年々、筋肉が減少していきます。特に、骨格がないお腹は筋肉が衰えやすく、腹筋が弱くなると姿勢が崩れて猫背や反り腰を招き、腰に負担がかかることで腰痛を起こしやすくなります。そして、もうひとつの原因が脊柱の可動性の低下です。コアマッスルの弱化により、背骨周辺の筋肉や筋膜が硬くなると背骨の動きに偏りが出ます。なかでも、肋骨がついている胸椎は、もともと動きにくい部位ですが、まわりの筋肉が硬くなることで、さらに動きが低下。すると胸椎の動きを補うために首や腰が頑張って動くことになり、腰椎が疲労して腰痛を招きやすくなるのです」
ただ、こうした痛みは症状が強 くても、レントゲンなどの検査画像で問題が見られないことが多く「腰痛のパーセントは、原因がはっきりしない」といわれています。また日本人の傾向として、腰痛になるとマッサージなどをして一時的な症状緩和で済ますことが 多く、結果的に長期化や慢性化するケースも多いです><
「痛みがあると、痛みを回避するために動きたくなくなりますが、安静にしすぎるのは逆効果に。筋力が落ちて症状が悪化したり、抑うつのリスクを高めるため、痛みのない範囲で動かします。
つまり、腰痛は、適度な運動によるセルフケアで回復できる痛みが多いということ。
「ストレッチや筋トレの効果も期待できるため、腰痛には有効なアプローチといえます」
腰痛の主な原因・・・
コアマッスルの弱化
体幹の中でも衰えやすいのが腹筋。腹筋と背筋のバランスが崩れて背筋の負担が大きくなると痛みにつながる。
脊柱の可動性の低下
もともと動きの少ない胸椎の可動性が低下しやすく、それを補うために腰椎が過剰に動いて疲労し、腰痛に。
最近寒くなり身体が固まる前に・・・・・
気分スッキリ運動しましょう(^^)/