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女性競技者は貧血に注意⚠️

女性競技者に多い「鉄欠乏性貧血」は競技レベルに関係なく起こる症状です。私はバスケットボールをやっていましたが、中学生の時に経験しました。どんどん競技レベルが上がっていきスポーツが1番楽しい時期に起こる病態を、実体験も含めて述べていきます! 「鉄欠乏性貧血」とは、その名の通り体内の鉄分(厳密には血液中のヘモグロビン)が欠乏して起こる貧血。ヘモグロビンの正常値は男性で14〜18g/dl、女性で12〜16g/dlです。これを下回ると貧血の症状が出てきます。 ●症状●運動中の低酸素状態。息切れするのが異常に早い。皮膚への血流量が減り蒼白。酸欠によるめまい、頭痛、耳鳴りなど。筋力発揮能力の低下による競技力低下。 ●食事の見直し●栄養バランスをしっかり考えて食事を取ること。ビタミンCは鉄吸収を促進させるため、一緒に摂取することが望ましいです。逆に、緑茶は鉄吸収を抑制させるため、食事中や鉄剤服用の30前後は飲まない方が良いです。 ●治療法●鉄剤の投与。→治らない場合、注射をします。 『私は後から思うと、上記の症状全てが当てはまっていました。最初は体力が無いと思い込み持久力をつけるトレーニングを行なったりもしました。ですが、体力はつかないしむしろ段々減ってきていて、試合開始3分で周りと比べ物にならないくらいの激しい息切れがありました。あまりの異常を感じて病院で検査してみると、ヘモグロビンが6.6g/dlしかありませんでした。人の半分しかないことに驚きましたが、原因がわかり安心してすぐに鉄剤の服用と食事改善を開始して、1ヶ月ほどで復活しました!』 私は中学生の時に発症しましたが、学生でも社会人でも発症する可能性はあります。 上記の様な症状で異変を感じたら、食事を見直し、病院で検査してみましょう!

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